ロックバンド・LUNA SEAが27日、結成25周年記念の締めくくりとして自身初の主宰ロックフェス
『LUNATIC FEST.』(27・28日、千葉・幕張メッセ)の初日公演を開催した。
LUNA SEAは1991年4月、X JAPANのYOSHIKIのレーベル「エクスタシーレコード」からインディーズデビュー。
ボーカルのRYUICHIは、当時のXとLUNA SEAを引き合わせた“恩人”、故・hideさんと
「本当は一緒にこのステージに立ちたかった」と話すと、hide with Spread Beaverのヒット曲「ピンクスパイダー」を熱唱。
LUNA SEAとX JAPANを“兼任”するSUGIZO(G)は、hideさんに届けとばかりに人差し指を突き上げ、天を仰いだ。
同イベントでLUNA SEAは、X JAPANと7年ぶりに共演。
2008年5月に行われたhideさん追悼イベント『hide memorial summit』以来となるステージにYOSHIKIも感慨深げ。
「LUNA SEAと当時のXの出会いはかれこれ20何年前…ライブがある、ないにかかわらず、
毎週目黒で打ち上げしていたら、ある日、SUGIZOたちがいきなり前にいて…」と楽しそうに思い出し、
「hideがカッコいいバンドがいるからって連れてきて。なんてすばらしいバンドなんだと、
そこから交流が始まった」と振り返った。
「バンド活動より飲むほうが多かった」と笑いながらも、「こうやって20数年も経って
みんなで音を出せるのは本当に幸せなことだなと思って…」と涙で声を震わせ、
LUNA SEAやスタッフ、共演したバンド、観客に向けて感謝。
SUGIZOに肩を抱かれながら、「いろんなことを経験してきたバンドばかりですが、
これからも見守ってあげてください」と声を振り絞ると、大声援が轟いた。
出番中に新曲の公開録音などでも沸かせたX JAPANは、最後の8曲目に「X」を披露。
スクリーンに「In Memory of HIDE 1964-1998」「In Memory of TAIJI 1966-2011」と
故人2人を偲ぶメッセージを映しだした。
YOSHIKIは「HIDEにもTAIJIにも聴こえるように、天国まで届かせろー!」と絶叫し、「WE ARE X!」を連発。
途中にはHIDEさんが「飛べ飛べ~!」と煽る映像が流れ、ファンは涙ながらにXジャンプで会場を揺らした。
主宰者のLUNA SEAは、イベント冒頭ではインディーズ時代のバンド名“LUNACY”として登場し、
RYUICHIはサイドの髪を編み込んだ懐かしいヘアスタイルで「CHESS」など3曲を熱唱。
トリで再登場した本編では、「TONIGHT」「I for You」「STORM」「ROSIER」など代表曲を含む全12曲を披露した。
アンコールでは出演者たちを次々に呼び込むと、YOSHIKIがhideさんの象徴ともいえる
イエローハートのギターを持って登場。「きょうは本物のhideも連れてきました」と笑顔を見せると、
全員でLUNA SEAの「PRECIOUS…」をセッションし、会場の熱気は最高潮に達した。
RYUICHIは「X JAPAN、LADIES ROOM、TOKYO YANKEESとか、たくさんの先輩たちが駆けつけてくれて、
そして仲間たちや若いバンドたちも出てくれて、まるでロックの地層みたいな、この何十年の歴史を
ここで一気に感じてもらえるような1日になりました」としみじみ。
(>>2以降につづく)
http://www.oricon.co.jp/news/2055003/
2015-06-28 03:00
▽画像
・恩人hideさんを偲び「ピンクスパイダー」を熱唱したLUNA SEA

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/029.jpg
・X JAPAN

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/027.jpg

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/026.jpg
・オープニングアクトはLUNACY

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/007.jpg
・オープニングアクトを務めた「LUNACY」のSUGIZO

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/003.jpg
・オープニングアクトを務めた「LUNACY」のINORAN

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/004.jpg
【【音楽】LUNA SEA、“恩人”hideさん偲ぶ「ピンクスパイダー」大合唱 ― 『LUNATIC FEST.』】の続きを読む
『LUNATIC FEST.』(27・28日、千葉・幕張メッセ)の初日公演を開催した。
LUNA SEAは1991年4月、X JAPANのYOSHIKIのレーベル「エクスタシーレコード」からインディーズデビュー。
ボーカルのRYUICHIは、当時のXとLUNA SEAを引き合わせた“恩人”、故・hideさんと
「本当は一緒にこのステージに立ちたかった」と話すと、hide with Spread Beaverのヒット曲「ピンクスパイダー」を熱唱。
LUNA SEAとX JAPANを“兼任”するSUGIZO(G)は、hideさんに届けとばかりに人差し指を突き上げ、天を仰いだ。
同イベントでLUNA SEAは、X JAPANと7年ぶりに共演。
2008年5月に行われたhideさん追悼イベント『hide memorial summit』以来となるステージにYOSHIKIも感慨深げ。
「LUNA SEAと当時のXの出会いはかれこれ20何年前…ライブがある、ないにかかわらず、
毎週目黒で打ち上げしていたら、ある日、SUGIZOたちがいきなり前にいて…」と楽しそうに思い出し、
「hideがカッコいいバンドがいるからって連れてきて。なんてすばらしいバンドなんだと、
そこから交流が始まった」と振り返った。
「バンド活動より飲むほうが多かった」と笑いながらも、「こうやって20数年も経って
みんなで音を出せるのは本当に幸せなことだなと思って…」と涙で声を震わせ、
LUNA SEAやスタッフ、共演したバンド、観客に向けて感謝。
SUGIZOに肩を抱かれながら、「いろんなことを経験してきたバンドばかりですが、
これからも見守ってあげてください」と声を振り絞ると、大声援が轟いた。
出番中に新曲の公開録音などでも沸かせたX JAPANは、最後の8曲目に「X」を披露。
スクリーンに「In Memory of HIDE 1964-1998」「In Memory of TAIJI 1966-2011」と
故人2人を偲ぶメッセージを映しだした。
YOSHIKIは「HIDEにもTAIJIにも聴こえるように、天国まで届かせろー!」と絶叫し、「WE ARE X!」を連発。
途中にはHIDEさんが「飛べ飛べ~!」と煽る映像が流れ、ファンは涙ながらにXジャンプで会場を揺らした。
主宰者のLUNA SEAは、イベント冒頭ではインディーズ時代のバンド名“LUNACY”として登場し、
RYUICHIはサイドの髪を編み込んだ懐かしいヘアスタイルで「CHESS」など3曲を熱唱。
トリで再登場した本編では、「TONIGHT」「I for You」「STORM」「ROSIER」など代表曲を含む全12曲を披露した。
アンコールでは出演者たちを次々に呼び込むと、YOSHIKIがhideさんの象徴ともいえる
イエローハートのギターを持って登場。「きょうは本物のhideも連れてきました」と笑顔を見せると、
全員でLUNA SEAの「PRECIOUS…」をセッションし、会場の熱気は最高潮に達した。
RYUICHIは「X JAPAN、LADIES ROOM、TOKYO YANKEESとか、たくさんの先輩たちが駆けつけてくれて、
そして仲間たちや若いバンドたちも出てくれて、まるでロックの地層みたいな、この何十年の歴史を
ここで一気に感じてもらえるような1日になりました」としみじみ。
(>>2以降につづく)
http://www.oricon.co.jp/news/2055003/
2015-06-28 03:00
▽画像
・恩人hideさんを偲び「ピンクスパイダー」を熱唱したLUNA SEA

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/029.jpg
・X JAPAN

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/027.jpg

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/026.jpg
・オープニングアクトはLUNACY

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/007.jpg
・オープニングアクトを務めた「LUNACY」のSUGIZO

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/003.jpg
・オープニングアクトを務めた「LUNACY」のINORAN

http://img.barks.jp/image/review/1000117136/004.jpg